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【バルクオム経営難?】クールジャパン機構から資金調達を実施

みなさん、こんにちは!

ペンギンです🐧

本日のテーマは、「【バルクオム】クールジャパン機構から資金調達を実施」です!

なぜバルクオムが、クールジャパン機構から資金調達を実施しているのか。

そもそも「クールジャパン機構って何?」って感じですよね。

今回も、「バルクオム」に関するニュースを簡単にわかりやすく解説していきます。

「バルクオム」とは

バルクオムは、2013年に事業開始。「世界のメンズビューティをアップデートする」というビジョンおよび「世界No.1シェアのブランドをつくる」というミッションの実現に向けて、メンズスキンケアのベーシックを追求し、世界中の男性の肌へ新しい価値を提供するブランドです。公式オンラインストアのほか、全国6,000店舗以上の小売店・ヘアサロンにて販売。グローバル展開では、中国大陸・アメリカ・イギリスをはじめとする10以上の国と地域へ進出しています。
また、2019年には世界608ブランドがエントリーした「Cosmoprof Awards 2019」のHair Product部門で「THE SHAMPOO」がグランプリを受賞、2020年5月にはイギリスの美容健康メディアが主催する「Pure Beauty Global Award 2020」のBest New Male Skin and Body Care Product部門で「THE FACE WASH」がグランプリを受賞するなど海外でも数多くの賞を受賞しています。

1 なぜ資金調達をしたのか。

まずは、「なぜ今回バルクオムが資金調達を実施したのか。」解説していきます。

バルクオムの公式ホームページでは、

メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」(以下、バルクオム)を展開する株式会社バルクオム(所在地:東京都港区 代表取締役CEO:野口卓也、以下バルクオム)は、中国でブランドコンサルティングサービス等を展開する Shanghai Shenyi Network Technology Co, Ltd.(以下、USHOPAL)の特別目的会社(※)及び株式会社海外需要開拓支援機構(以下、クールジャパン機構)から資金調達を実施したことをお知らせします。また、USHOPALとの資本業務提携を締結することで、当社のグローバル展開を加速してまいります。

メンズスキンケアブランドBULK HOMMEを展開する(株)バルクオム中国でブランドコンサルティングを手がけるUSHOPAL、官民ファンド クールジャパン機構から資金調達を実施

つまり、今回の資金調達は、海外での事業展開を加速するためのものだということがわかります。

現在、バルクオムは日本にとどまらず、021年はアメリカ進出を果たし、現在、中国・アメリカ・イギリスをはじめとする10以上の国と地域に進出しております。

今後、さらに海外進出するためにも、資金調達は必須であったことがわかります。

決して、経営難ではなく、更なる発展のための資金調達ということですね。

では、今回資金調達した「クールジャパン機構」とは何でしょうか。

クールジャパン機構とは?

クールジャパン機構は、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓に関連する支援・促進を目指し、2013年11月、法律に基づき官民ファンドとして設立されました。「日本の魅力」を事業化し、海外需要の獲得につなげるため、「メディア・コンテンツ」「食・サービス」「ファッション・ライフスタイル」「インバウンド」をはじめとする様々な分野でリスクマネーの供給を行っています。

クールジャパン機構とは | クールジャパン機構について | クールジャパン機構 (cj-fund.co.jp)

クールジャパン機構は、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓に関連する支援・促進を目指し、2013年11月、法律に基づき官民ファンドとして設立されました。

「日本の魅力」を事業化し、海外需要の獲得につなげるため、「メディア・コンテンツ」「食・サービス」「ファッション・ライフスタイル」「インバウンド」をはじめとする様々な分野でリスクマネーの供給を行っています。

これまで、51件・約1,072億円(2021年3月末時点、支援決定ベース)の支援を行っているなどの実績がございます。

「バルクオム」の事業と「クールジャパン機構」の考えが似ていることから資金調達を可能にしたようです。

 

2 USHOPALとの資本業務提携を締結

今回、「バルクオム」は、クールジャパン機構からの資金調達の他に、USHOPALとの資本業務提携を締結致しました。

資本業務提携とは?

資本提携と業務提携を同時に行うものです。つまり、資本の異動を伴いながら、互いがシナジー効果を期待して協力関係を結ぶことになります。また、業務提携に比べると、資本の異動が伴う分、互いの連携を深めることができると考えられます。

資本業務提携とは?その目的とメリット、注意点を解説 – NECキャピタルソリューション|M&Aアドバイザリー (necap.co.jp)

なぜ、今回「バルクオム」はUSHOPALとの資本業務提携を行ったのでしょうか。

① USHOPALとの資本業務提携のメリット

「バルクオム」がUSHOPALとの資本業務提携を行うメリットは、「中国進出」を支援してもらうためです。

USHOPALは、中国市場への新規参入を目指す企業・ブランドの事業支援を行っております。

●USHOPAL概要
https://jp.ushopal.com/
2015年に上海で創業。中国市場への新規参入を目指す企業・ブランドの事業支援を行う。特にコスメ・スキンケア・サプリメントなど主に女性向けのビューティー・ヘルスケア領域を得意とし、「ブランド構築・認知」「チャネル構築・管理」「商品ポートフォリオ管理」を同時並行で迅速かつ的確に実施することで、俯瞰的な視点からブランドにとって最適な販売手法およびマーケティング戦略を立案し、中国市場での顧客企業の事業の成功に貢献しています。

USHOPALとの資本業務提携を締結したのは、更に海外展開を加速すべく、調達した資金を主に海外でのマーケティング活動及び組織力強化や新規マーケットエントリーに伴うオペレーションの構築といった事業運営に活用するためということがわかります。

バルクオム公式HPより

■中国市場本格参入とUSHOPALとの資本業務提携について
中国は、男性の消費行動・トレンドの変化から、メンズスキンケア市場が急成長を遂げており、2025年のメンズスキンケア市場規模は日本の約6倍の推定約2,125億円(Mitel調べ)といわれています。
これまでバルクオムでは、中国市場において、越境ECなどを活用したテストマーケティングを行ってきました。今後は、本格展開のフェーズと位置付け、現地に根付いたブランディング戦略の立案・実行やチャネル開拓を通じて、中国におけるメンズスキンケア市場におけるBULK HOMMEブランドの浸透を図ります。
今回、資本業務提携を締結したUSHOPALは、Chantecaille、Natura Bisse、SUQQU、Juliette has a gunといった海外化粧品ブランドの中国市場参入を手がけてきた実績をもとに、バルクオムの中国におけるブランド育成・認知、マーケティングからチャネル開拓・販売を支援します。

具体的な支援内容としては、中国男性の購買行動を踏まえたTikTok、weibo、wechat、RED等の現地メディア活用や11月5日から上海にて開催する中国国際博覧会での出展支援、さらに中国主要ECプラットフォームやUSHOPALが運営する中国で客単価が最も高いハイエンドビューティストア「Bonnie&Clyde」をはじめとするオフラインのチャネル開拓を予定しております。また、KOL(中国におけるインフルエンサー)を活用し、ブランド認知を拡大します。